学校給食調理業務委託は偽装請負
偽装請負の解消と委託先調理員の直接雇用・直営化を求める申し入れ

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○ 2008年12月2日に高石市職員労働組合が高石市教育委員会に提出した学校給食調理業務委託の偽装請負を解消して調理業務の直営化等を求める申入書です。

                                     2008年12月2日

 高石市教育委員会 様

                            高石市職員労働組合     
                            執行委員長 堀 川 和 貴 

      学校給食調理業務委託に係る「偽装請負」の解消と委託先調理員の
      直接雇用・直営化を求める申し入れ

 高石小学校及び高陽小学校において行われている学校給食調理業務の委託は、市職労から
既に指摘しているように、請負と労働者派遣とを区分する基準である昭和61年労働省告示第37
号に基づき判断すると、@食材を業者に無償提供していること、A調理場を業者に無償で提供し
ていること、B電気・ガス・水道を業者に無償で提供していること、C設備の維持管理を無償で行
っていること、D市教委が詳細な衛生管理マニュアルを作成し、このマニュアルに基づく調理を業
者に指示し、市職員が調理場に配置され、業者調理員がマニュアルどおり調理しているか監督し
ていること等から、明らかに労働者派遣に該当します。しかし、市教委が業者と締結している委託
契約は告示第37号でいう請負の形式を取っており、労働者派遣法(労働者派遣事業の適正な運
営の確保及び派遣労働者の就業条件の整備等に関する法律)に違反します。厚生労働省発行
のパンフレット「労働者派遣・請負を適正に行うために」に掲載されているチェックリストで確認して
も労働者派遣と判断される結果となります。給食の安全と質を確保するために、食材の調達を市
教委自らの負担と責任で行い、詳細な衛生管理マニュアルを作成してマニュアルどおり調理され
ているか業者調理員の監督を強化すればするほど「偽装請負」となってきます。すなわち、市教
委が給食の安全と質に直接責任を持つことと調理業務の委託とは両立し得ません。調理の委託
を適正な請負で実行しようとすれば、献立作成以外の給食業務の「丸投げ」にならざるを得ませ
ん。しかし、このような学校給食は、教育としての学校給食とは言えず、食材に関する偽装や農薬
汚染等が多発する中、給食の安全と質の確保もできなません。しかも、調理業務の委託経費が直
営経費よりも2校委託時で年間2000万円も高くついていることは明確な事実です。
 ついては、下記事項を申し入れますので、誠意ある対応を要求するものです。

                     記

1 教育としての学校給食の原点に立ち返り、違法な偽装請負である委託調理業務を直営に戻
 すこと。
2 2009年度に予定されている加茂小学校の調理委託を中止し、直営を継続すること。
3 高石小学校と高陽小学校の委託先調理員を希望に基づき市教委直接雇用とし、直営化する
 こと。
4 市栄養士の雇い止めをしないこと。
5 市栄養士を府費栄養士の配置されていない学校と市教委事務局に配置すること。

(2008.12.3 掲載)

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高石市職員労働組合 「高石まちづくり情報」
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