経費の増加を招いた学校給食調理業務の業者委託
−2007年度は直営と比べて2194万円もアップ!−
−長期的にも委託による財政効果は全くなし−

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○ 高石小学校と高陽小学校の学校給食調理業務の委託−直営の経費比較と全7小学校の学校給食調理業務の委託−直営の経費比較です。高石市職員労働組合機関紙に掲載されたものを加筆しました。

※ 2008年2月7日に試算を訂正しました。当初、臨時職員が7人から5人に2人減少するとして試算していましたが、実際には7人から3人に4人減少しているため、委託の場合の臨時職員賃金の削減額を300万円増やして600万円としました。その結果、直営を維持した場合と委託した場合の経費比較は、委託の2194万円アップとなりました。


経費の増加を招いた学校給食調理業務の業者委託
2007年度は直営と比べて2194万円もアップ!

 2007年4月から高石小学校と高陽小学校で学校給食調理業務の業者委託が始まりました。そこで、委託の場合と直営を維持した場合の経費の比較をしてみました。その結果、委託は、直営を維持するよりも2194万円も経費が増加することがわかりました。

委託した場合の経費増加額の計算方法
委託の場合 増加する経費 委託費 2534万円
非常勤栄養士報酬 560万円
減少する経費 正規職員人件費 1560万円
臨時職員賃金 600万円
差し引き 934万円
直営の場合  増加する経費 臨時職員賃金 300万円
減少する経費 正規職員人件費 1560万円
差し引き −1260万円
委託−直営  2194万円
※ 委託費は契約額、非常勤栄養士報酬・正規職員人件費・臨時職員賃金は市教委が試算に用いた数字(それぞれ280万円/人、780万円/人、150万円/人)を使いました。
※ 予算・決算の数字から、仮に、委託費を契約額、非常勤栄養士報酬・正規職員人件費・臨時職員賃金をそれぞれ220万円/人、850万円/人、150万円/人とすると、「委託−直営」額は2074万円になります。



長期的にも委託による財政効果は全くなし

 全校委託の経費と全校直営の経費は、ほぼ同じです。したがって、長期的にみても、委託による経費節減効果は全くないどころか経費増大効果しかありません。全校委託になるまで、委託は、直営を維持するよりも常に余計に経費がかかり、その余計にかかった経費を回収することは不可能なのです。

全校直営−全校委託経費比較
全校委託 委託費 1億2238万円 150円×4294食×190日
非常勤栄養士報酬 840万円 280万円×3人
合計 1億3078万円            
全校直営 正規職員人件費 1億0920万円 780万円×14人※1
非正規職員賃金 2352万円 150万円×15人+※2
合計 1億3272万円            
※1 40歳と仮定。退職給与引当金分を含む。
※2 正規職員の休暇等を取得したときの代替パート職員賃金(7300円×10日×14人) 

(2007.7.2 掲載、2008.2.7 更新)

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高石市職員労働組合 「高石まちづくり情報」
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