学校給食調理業務の業者委託に係る申し入れ(2007.3.1)

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○ 学校給食調理業務の業者委託について、2007年3月1日に高石市職員労働組合が高石市教育委員会に対して提出した申し入れ文書です。

2007年3月1日

高石市教育委員会 様

高石市職員労働組合    
執行委員長  小 倉  望

学校給食調理業務の業者委託に係る申し入れ

 さる2月7日に行われた当市職労に対する学校給食調理業務の業者委託に係る説明会において、仕様書や衛生マニュアルが不備であるばかりか、食材の納品・検品の開始時間など市教委が調理現場の実情をきちんと把握することすらしていないことが明らかになりました。このままの状態で調理業務の業者委託を実施するのであれば、学校給食の安全と質が適切に確保されるのかきわめて憂慮されるところです。
 ついては、学校給食調理業務の業者委託について次のとおり要求しますので、誠意ある対応を要請する次第です。

要求事項

・ 学校給食調理業務の業者委託は2007年度限りとし、2008年度は全校を直営とすること。
・ 調理業務を直営化することにより削減される経費は、給食設備の改善その他学校設備の改善に充てること。
・ 受託業者の作業内容、水準は、三季休業中の作業も含めて、現在の直営の作業内容、水準を下回らないこと。
・ 文部科学省「学校給食衛生管理の基準」に準拠した詳細かつ具体的な作業マニュアルと衛生マニュアルを作成すること。
・ 市栄養士は、受託業者の作業開始から作業終了までの全作業の確認をすること(高石市学校給食調理業務委託業者選定委員会から報告された「委託候補業者選定基準について(報告)」中の「委託内容の検討と評価について」において、「衛生管理については、最も重要なことで文部科学省の定めた「学校給食衛生管理の基準」や市の「衛生管理マニュアル」に沿って衛生管理の徹底が行われているか確認すること。特に給食調理場は、業務終了後、清掃、洗浄及び消毒を行い、衛生管理が図られているか確認すること。」と指摘されている。)。
・ 市栄養士が休暇を取得したとき等は、代替の市栄養士を配置すること。
・ 受託業者から提出させる書類の種類、項目、記載内容を整理し、一覧表にすること。
・ 衛生管理簿の確認は、受託業者ではなく市教育委員会が行うこと。
・ 学校給食業務全体を統括するため、教育総務課(本庁)に管理栄養士又は栄養士を正規職員で1名以上配置すること。
・ 市教育委員会は、給食の安全と質を確保する条件は調理員が全員正規職員であることと繰り返し説明してきているので、受託業者の調理員配置は、現仕様書の各校4名中常勤2名の体制から4名全員を常勤(正規従業員)とする体制にすること。
・ 給食の安全と質を確保する条件は、調理員の熟練の技能と考えるので、受託業者の調理員の経験年数は、各校とも4名中5年以上経験者を2名以上、3年以上経験者を1名以上とすること。
・ 調理業務の委託契約の法的性格を明確にすること。調理場の使用関係を明確にすること。
・ 調理員の健康チェックを毎日行い、不適当と認める者は、調理作業に従事させないこと。
・ 府費負担栄養士の職務を明確にすること。
・ 直営校、委託校を問わず調理現場の実情を把握するため、また、緊急事態に対応できるようにするため、教育総務課の管理職員、安全衛生委員、学校長、教頭その他必要な職員については検便をし、調理現場に立ち入れるようにすること。
・ 受託業者調理員の賃金単価は、2006年度国土交通省公共工事設計労務単価軽作業員区分の日給10,000円(1,250円/時)を下回らないこと。
・ アレルギー対応は、献立作成委員会等で検討し、充実のための措置を講じること。
・ 中学校給食の実施に向けた具体的な検討を行うこと。
・ 委託校においては災害時の炊き出しも委託業務とし、委託校でも直営校と同様に災害時に確実に炊き出しができるようにすること。
・ 食材の納入時間は、委託校だけ午前8時15分以降という特別扱いをするのではなく、食材納入業者の配送ルートと各校の作業開始時間、作業手順にあわせた合理的な時間とすること。
・ 受託業者を献立作成委員会と物資購入委員会に参加させないこと。献立作成と物資購入は、保護者の意見を聴きつつ市教育委員会が主体性と責任をもって行うこと。受託業者の意見聴取は、献立作成委員会と物資購入委員会とは別に市教育委員会が直接行うこと。

以上

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高石市職員労働組合 「高石まちづくり情報」
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