廃止・民営化する高石市立保育所を選定する基準(意見)

戻る  新着情報


○ 高石市立保育所のうち2園を廃止・民営化するにあたって、どの保育所を民営化の対象にするか、高石市は「高石市立保育所移管に係る選考委員会」に意見を求めていましたが、2006年11月7日に同委員会から意見書(選定基準)が提出されました。ここに掲載しているのは、その意見書です。廃止、民営化する公立保育所を選定する基準は、民営化する目的が明確にされ、それに沿ったものでなければなりません。高石市は、私立保育所は「保育事業の効果的、効率的な展開を担う」(保育所・幼稚園・学校給食のあり方等について)と、財政効果を民営化の唯一の目的としています。ところが、高石市は、2園民営化することによってどの程度の財政効果があるのか試算もしていなければ、民営化についての保護者の納得も得られていません。しかも、公立保育所を廃止して民間事業者に移管する詳細な計画や内容も検討されていません。このような状況で選考委員会から選定基準の意見を出させ、強引に選定基準を決めるのは、民主的な市政運営という点で大きな問題であるばかりでなく、選考委員会の意見書で示された選定基準と高石市の保育計画や公立保育所を廃止、民営化する具体的な計画とがどう結びつくのかも明確にされていません。


<意見書>


                            平成18年11月7日

 高石市長
   阪 口 伸 六 様

             高石市立保育所移管に係る選考委員会
                 委員長   畠 中 宗 一

   公立保育所を2園民営化するにあたり移管する保育所の
   選定基準について(意見)

 標記の件について選考委員会において慎重に審議の結果、別紙の
通り意見を取りまとめましたので報告します。
 尚、今後選定において十分配慮して下さい。
                                        以上

 高石市が公立保育所2園の民営化をすすめていくため、高石市立
保育所移管に係る選考委員会(以下「本委員会」という。)に対して
移管する市立保育所の選定基準について意見を求められました。
 本委員会で保育の現状や保育現場の調査など慎重に審議をしまし
た結果、民営化する2園の保育所の選定基準については以下のよう
な点に配慮すべきであるとの結論に至りましたので報告します。
 なお、民営化にあたって入所している児童や保護者に特段の配慮
をしながら、保育環境の急激な変化をさけるための施策や保護者と
信頼関係を築きながら進めて行くことが重要であります。また、民
営化後も常に保育サービス、保育水準の維持向上を図るための継続
的なフォロー体制の確立など最善の策を考慮していく必要がありま
す。こうした点についても十分検討されることを申し添えます。
 以上の点に十分配慮され選定されることを望みます。
               記
選定基準
1 施設・設備の経過状況、敷地面積などを踏まえつつ、耐
  用年数や老朽化の度合いなども考慮すること。
2 多様化する保育ニーズに応えるために必要な事業を踏ま
  え、施設スペースも考慮すること。
3 待機児童解消のため、受け入れ可能な一定規模の施設と
  すること。
4 移管後の市立保育所の役割と立地関係(バランス)に配
  慮すること。
5 現状の保育所の入所状況を勘案すること

(2006.12.20 掲載)

戻る  新着情報

 

高石市職員労働組合 「高石まちづくり情報」
http://www5e.biglobe.ne.jp/~t-joho/
E-mail sroso-takaishi@mse.biglobe.ne.jp