学校給食調理業務の委託に係る説明会議事要旨(2006.11.6)

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○ 2006年11月6日に行われた学校給食調理業務の委託に係る高石市職員労働組合と泉北教職員組合に対する高石市教育委員会の説明会の議事要旨です。高石市職員労働組合の責任においてまとめました。 


学校給食調理業務の委託に係る説明会議事要旨(2006.11.6)

日時 2006年11月6日(月)午後6時40分〜午後8時40分
出席者
高石市・高石市教育委員会 阪口市長、森川教育長、小田教育部長 澤田教育部次長兼教育総務課長、杉本教育総務課参事兼課長代理
高石市職員労働組合 小倉委員長他
泉北教職員組合 中井副委員長他

要旨

市職労・教組 学校給食調理業務の委託を実施するのかしないのか、重大な時期にさしかかっている。学校給食を委託する理由は何か説明願いたい。

市・市教委 3月28日に説明した方向性(2007年度から学校給食を委託する。)で進めている。十分保護者の理解を得た中で進めていくことには変わりはない。財政危機を乗り越えるために協力願いたい。

市職労・教組 学校給食の役割は何か。

市・市教委 子どもの成長にとって重要な役割があると認識している。

市職労・教組 では、なぜ委託するのか。

市・市教委 より一層給食の充実を目指す。また、財政危機を回避するために委託する。

市職労・教組 委託するよりも直営を維持した方が経費が安い。直営の方が財政健全化に効果がある。これは、既に決着済みである。委託しても財政再建に寄与しないということについて確認できるか。

市・市教委 給食の質を確保するためには正規職員対応が必要であり、直営の正規職員対応と委託との経費比較では、委託の方が安い。

市職労・教組 その議論も既に結論が出ている。給食の質を確保する条件が正規職員対応なら、委託先にも正規職員対応を義務付けるべきだが、それはしないと市教委は説明している。1食150円の単価では、委託先で全員の正規職員対応は不可能である。

市・市教委 職員数を450人とするためには委託が必要だ。

市職労・教組 職員数を450人とするのが目的なら、どの職場でどれだけの人数を確保する必要があるのか協議に応じるとかねてから申し入れしているが、それを無視して何の協議もなく、一方的に学校給食の委託方針を決定したのは市教委だ。このようなやり方は前市政と同じだ。現場の意見をきちんと聞くべきだ。

市・市教委 子どものことは大切と考えているので、しっかり話し合うべきだが、財政のことも考えなければならない。

市職労・教組 給食の委託が財政再建に寄与しないことははっきりしている。

市・市教委 委託して検証する。説明が十分でないことについてはお詫びする。

市職労・教組 委託して検証するということは、まるで子どもを実験に使うように聞こえる。

市・市教委 実験ではない。精査して委託する。

市職労・教組 最終的には全部委託するのが市教委の方針と聞いている。いったいどうなるのか。

市・市教委 財政が安定したら、市全体で、委託か直営か整理する時期が来ると思う。

市職労・教組 給食は、一旦委託して様子を見ればいい、というような性格のものではない。安易に委託するべきではない。

市・市教委 給食は充実させこそすれ後退させるつもりはない。しかし、財政問題は避けられないので計画どおり委託を進める。

市職労・教組 給食を充実させるために委託するということか。保護者の理解は得られているのか。

市・市教委 100%の理解は得られていないと思うが、100%にならなくても委託を進めたい。現在、調理員は全員正規職員ではなく、これは本来の形ではない。したがって、委託しながら、直営で本来の形を作る。

市職労・教組 最終的に全部委託するのだから、それは矛盾する話だ。これまで、我々は、賃金カット、職員数削減に協力してきたが、それを逆手に取ったやり方だ。誠意に欠ける。

市・市教委 委託校には市の非常勤栄養士を2名配置し、食育の充実を図る。

市職労・教組 委託校の栄養士は、他市の例から、委託業者の監督で手一杯になり、食育をするようなことにはならない。直営でこそ、子どもと調理員の交流も図れる。委託は、経費、効果、食育いずれも大きなマイナスである。現体制でどのように給食を充実できるか考えるべきだ。今日、市教委は保護者宛に来年度から委託するとの文書を出したが、これまでの経過をふまえると、少なくとも、事前に市職労・教組に対して文書を出す旨の連絡をするのが信義だ。

市・市教委 高石の危機を乗り越えるために職員一致して努力していきたい。

市職労・教組 10月12日に高石の給食をよくする会が申し入れしていた、保護者意見の検討、保護者の理解が得られたと考えているかどうか、説明責任をどう果たすのか、という点についても整理していただきたい。

市・市教委 財政再建団体転落を回避するという点で一致できると考えている。基本的には方針どおり進めたい。今日いただいいた意見は、各部署に伝える。

市職労・教組 信義を守るというなら、今日の説明会の結果を受けた次の説明をするまで、検討作業は中止するべきだ。

市・市教委 民間の力は借りなければならないが、説明が十分でないのは認める。今日の意見は持ち帰って検討し、次回に説明する。   

(2006.12.29 掲載)

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高石市職員労働組合 「高石まちづくり情報」
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