高石市立図書館条例改正案(指定管理者制度の導入)の
慎重審議について市会議員申し入れ

戻る  新着情報

                              2015年6月12日

 高石市議会議員各位
                  全労連高石議長 貴 志 真 一
                  新日本婦人の会高石支部長 阪 口 眞 由 美
                  泉北教職員組合執行委員長 井 谷 武 志
                  高石市職員労働組合執行委員長 堀 川 和 貴

       高石市立図書館条例改正案の慎重審議について(お願い)

 平素より高石のまちづくりや地方自治の発展にご尽力いただき感謝申し上げます。
 さて、高石市立図書館に指定管理者制度を導入するために高石市立図書館条例改正案が
2015年第2回市議会定例会に提案されています。
 図書館については、図書館法第2条に規定されておりますとおり「図書、記録その他必
要な資料を収集し、整理し、保存して、一般公衆の利用に供し、その教養、調査研究、レ
クリエーシヨン等に資することを目的とする施設」であり、「土地の事情及び一般公衆の希
望に沿い、更に学校教育を援助し、及び家庭教育の向上に資することとなるように留意」
し、9項目にわたる図書館奉仕をするものです。すなわち、図書館とは単なる本の貸し出
し施設ではなく、地域の知の拠点として市民の知る権利を守り、まちづくりに貢献する施
設と位置付けられたきわめて公共性の高い施設です。
 そのため、このような公共性の高い施設に指定管理者制度の導入を検討することについ
ては、慎重でなければならないと考えます。本来、利用者、市民、職員等により図書館の
役割や図書館サービスのあり方等について十分議論され、図書館運営の基本方針が確立し、
その上で直営か指定管理者かが検討されるべきですが、そのようなことは一切されていま
せん。佐賀県武雄市が図書館の指定管理者にカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会
社(蔦屋書店)を選定し、賛否両論が沸騰して話題となりましたが、カルチュア・コンビ
ニエンス・クラブ株式会社が指定管理者になったことについて、未だ評価が定まっている
わけではありません。
 図書館は市民のものであり、市民に対して開かれた、運営に市民が参加する施設でなけ
ればなりません。また、地域の知のネットワークの要ともなる施設です。そのような施設
に民間営利企業による指定管理者制度を導入するのは慎重であるべきと考えます。
 つきましては、今議会での図書館条例の改正(指定管理者の導入)については性急に結
論を出すべきではありません。市民的な議論を十分行い、図書館運営の基本方針を確立し
た上でどのような管理形態が望ましいのかを議論していただくよう切にお願い申し上げま
す。
 なお、ご参考としていただきたく高石市職員労働組合の機関紙(2015.6.11付)を添付
しておりますので、ご高覧いただきますよう、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

(2015.6.12 掲載)

戻る  新着情報

 

高石市職員労働組合 「高石まちづくり情報」
http://www5e.biglobe.ne.jp/~t-joho/
E-mail sroso-takaishi@mse.biglobe.ne.jp