「自立再生」潰しになりかねない2012年度高石市当初予算案

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     「自立再生」潰しになりかねない2012年度高石市当初予算案

 2012年度当初予算(一般会計)は、総額222億円となっています。性質別にみて
いくと、普通建設事業費に27億円も計上されています。予定されている普通建設事業は、
私立保育所施設整備等1億7千万円、富木線道路整備工事等6千万円、取石418号線道
路整備工事等9千万円、南海中央線道路整備工事等9億7千万円、新村北線道路整備工事
等3億円、鴨プール跡地への体育館建設5千万円、羽衣駅前等再開発1億2千万円、南海
本線等連続立体交差6億2千万円、中学校給食室建設工事等2億円などとなっています。
 昨年策定された第5次高石市財政健全化計画案によると、実質公債費比率(25%を上
回ると「早期健全化団体」になる。)は、2010年度決算で14.7%だったものが「財
政健全化」をしても2016年度には23.2%にまで上昇すると試算されていますが、
市職労が財政課から受けた説明によると、2017年度以降さらに上昇していくと見込ま
れています。すなわち、旧市民会館用地、旧図書館用地の売却ができなかったり、税収が
見込みを下回ったりなどすれば、たちまち「早期健全化団体」に「転落」することになり
かねません。
 そのような厳しい財政状況であるにもかかわらず公共事業費を当初予算で27億円も計
上して、はたしてやっていけるのでしょうか。市街地の真ん中に25メートル4車線もの
道路(南海中央線)は必要なのでしょうか。人口が減少し、経済も低迷しているときに再
開発事業は成り立つのでしょうか。JR東羽衣駅北側の土地まで有効活用=再開発?しよ
うとしています。予算計上されている公共事業はすべて無駄だというつもりはありません
し、土地開発公社の解散にともなって道路用地を市が買い取らなければならないことは理
解しますが、だからといって不要・不急の公共事業まで容認することはできません。20
12年度当初予算は高石市の「自立再生」潰しになりかねません。

(2012.2.27 掲載)

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高石市職員労働組合 「高石まちづくり情報」
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