高石市長が高師浜公民館の廃止と公民館の再編、
綾園集会所・西取石集会所の廃止を市議会に提案

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         高石市長が高師浜公民館の廃止と公民館の再編、
         綾園集会所・西取石集会所の廃止を市議会に提案

 2010年第3回高石市議会に公民館条例と集会所条例の改正案が提出されます。内容
は、公民館については、@高師浜公民館を廃止し、A中央公民館を、全公民館を統括する
中核公民館とし、B千代田公民館、取石公民館、羽衣公民館を拠点公民館とし、C東羽衣
公民館、清高公民館を地区館とするもので、集会所については、綾園集会所と西取石集会
所を廃止するというものです。
 2009年9月に発表された「公の施設のあり方検討結果案」によると、これらの施設
の廃止、再編成は、「公の施設を維持するために要する経費は、大きな財政負担となって
おり、これらの経費の抑制は必要不可欠の課題である」ことなどから考えられたものです。
「公の施設のあり方検討結果案」によると、中核公民館は情報発信型とし、公民館講座等
自主事業の企画立案・実施及び他の公民館との連絡調整、拠点公民館は中核公民館と連携
して自主事業を行う拠点施設、地区館は地域住民や利用者団体等の自主的な教育や地域コ
ミュニティの場とするため公民館クラブをはじめとした市民主体の施設、としての役割を
担うとしています。
 公民館とは、社会教育法によると「実際生活に即する教育、学術及び文化に関する各種
の事業を行い、もつて住民の教養の向上、健康の増進、情操の純化を図り、生活文化の振
興、社会福祉の増進に寄与することを目的」として設置される施設で、事業として、@定
期講座の開設、A討論会、講習会、講演会、実習会、展示会等の開催、B図書、記録、模
型、資料等の整備と利用、C体育、レクリエーシヨン等に関する集会の開催、D各種の団
体、機関等との連絡、Eその施設の住民の集会その他の公共的利用、が掲げられています。
すなわち、公民館とは、地域の教育・文化の拠点として多様な機能を持ち、自治の拠点や
まちづくりの拠点ともなり得る施設です。そうであるなら、公民館は「「市民力」主体の
新しいまちづくりをめざす」(第4次高石市総合計画基本構想案)ための不可欠の重要な
施設といえます。
 しかし、今回の改正条例案提案にあたって、再編するために必要な社会教育や公民館を
振興する計画が策定されておらず、「公の施設のあり方検討結果案」発表以降、公民館ク
ラブには説明がされたようですが、それだけでは幅広く市民やさまざまな団体に意見を聴
き、合意形成が図られたとはいえません。また、公民館の職員間で議論が十分されたとも
いえません。条例案提案は拙速と考えます。
 一方、集会所は、「公の施設のあり方検討結果案」によると、「利用実態は各自治会の
保有する自治会館と類似し、・・・集会所建設補助金交付制度を・・・多くの自治会が・
・・活用し、自治会館を建設してきた」ことから廃止するとしていますが、利用者のうち
3分の1程度が地元利用ではない一般利用であること、また、一般利用の多い綾園集会所
と西取石会館を廃止することなど、廃止に問題がないとはいえません。
 市議会でどのような議論がされるのか注目されます。

(2010.9.7 掲載)

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高石市職員労働組合 「高石まちづくり情報」
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