CHAPTER-1 美の法則 Top Page
New Theory of Beauty


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美の起源

チャミーです
 


 私は花の精チャミーです!

花の精は約一億年前から地球上の
全ての植物を支配し今もあなたの
そばにじっと身をひそめています
これからその植物と動物がどのように生まれ
どのように進化してきたのか、その長い歴史
をお話しします。
      













細胞の分裂












ハチ




             チョウ






 約二億年前,地球上にはどう猛な恐竜が闊歩し、気味の悪い 樹木が密生していました。かれら動物も植物も我勝手に行動し、 それがために大きくなる一方で、やがて身をもてあまして滅びて ゆくものが沢山おりました。もちろん花なぞありませんでした。 私は約一億年前に木の胞子(ホウシ)として生まれました。

地球再生ーーーーー細胞分裂と花の誕生

生まれてすぐに私は考えました。このままではいけない、何とかしようと。そして気がついたのです。  それは細胞分裂の方向にあったのです。細胞はそのまま放置しておくとどんどん分裂を繰り返し、 身体は際限なく大きくなっていきます。それを止めるには、左右対称に分裂して大きく なった細胞を少しずつ内側へカーブさせて、両方の 細胞がぶつかった点を終点とする、ということです。 でき上がった生体の基本形は左のようなハート型 またはリンゴの形によく似たものでした。のちに、 生物の形態を決定する重要な素子となったのです。
次に考えたのが植物と動物の共生です。植物は動物にとって単なる食料ではないのです。 お互いに相手を慈しみ,助け合っていかねばなりません。
私は花を造りました。

 花は美しく、そう、先ほどの細胞分裂の形状を基本として花弁を作り、それに色をつけ雄しべと雌しべと 甘い蜜を加えました。最初の花の色はすべて黄色でした。なぜ黄色かというと黄色は色 の内では最も刺激が少なく、目立ち易いからです。雄しべ雌しべ については深い意味があります。胞子(ホウシ)は受精しなくても 自分で勝手に生育することができます。しかしそれではあまりに も気ままです。できすぎたり、できなかったり、抵抗力が弱く、結 果的に自滅することになる。まわりの環境や、動物との関わりに よって適度に繁殖し、また交配によって外敵にたいし抵抗力のあ る多様な遺伝子を持った種子を次世代に残すことが必要でした。 雌しべ雄しべは未来に向かって重要な役目を持っていたのです。


地球再生ーーーー花と動物の共生

花と動物の進化の歴史が始まりました。
私は花や葉をより美しく、密はより甘く、花が散ったあとには美味しい実をつけることを考えました。
花の恩恵を受けた動物達と動物の助けをかりた植物達は進化を続け、その後この地球上を素晴らしい すみかへと変貌させていったのです。

 花の根元をはい回っていた小さな昆虫は蜜を見つけ、やがて羽 が生えてハチとなった。また別の昆虫は同じような進化をたどり チョウとなった。ハチとチョウはセッセと花粉を遠くまで運んだ。
 地上はお花で一杯になりました。花が実をつけるようになると、 今度はハチやチョウは可愛い小鳥へと変身し 、もっと遠くまで 花粉や種子を運ぶようになりました。そして、花を知った羽を 持った動物から地上を這う小動物が生まれ、やがて人間の祖 先たるほ乳動物の誕生を迎えることになったのです。



動物の進化と美意識の発達

人間の祖先がどのようにして誕生したのかあなたは解りますか? 今のあなたの感覚で考えても無理でしょう。今までお話ししたところまででも一千万年以上たって いるのです。とほうもない時間の空間が想像もできない生命のマジックを演じていたのです。 人間は優れた色彩感覚をもっていますが、馬、牛、犬、 猫などの家畜は色盲に近い。人間の美意識がどのよ うな道を辿って生まれたのか、それを解明することによ り人類の歴史が明らかになり、そして古代史を一変させ るのです。 私は果実をたくさんつくりました。


これにより森や林に大変化が起きました。それまでのシダ類や、 幹だけが太く枝葉が少ない大木は姿を消し、ふんわりとした現代 の森林に近い美しい景観が現れ、そしてリンゴ、ナシ、ブドウ、 イチジクその他たくさんの果実が実ったのです。形は現代のものよりずっと小粒でした。
花の恩恵を享受した多くの動物達は新しい天地へ巣立っていき ました。花の葉の部分を食べていた昆虫、密を吸っていたハチや チョウ、そして小鳥達、花の美しい遺伝子を体内に秘めながら小 動物へと変身していったのです。最初のほ乳動物は鳥から進化 し、オスメスの両性を持つ彼らはそれまでとは異なる強くて可愛い 動物へと育っていったのです。

人類の誕生

長い永い年月が経ちました。
それでも生物は環境や食餌に合わせながら少しずつ進化していきました。それは千年で動物の皮一枚ほ どのわずかな歩みでしたが、動物はより可愛らしい姿に、植物は厳しい環境を乗り越えて多くの食料を供給してきました。私が望んだ生物の共生が完成に近づいたのです。
ところが、より高度な頭脳を持った動物が現れたのです。それは人間でした。私は人間の誕生を喜びませんでしたが、それは私が供給した食料と密接な関係があり止めることができなかったのです。

多くのほ乳類のうち草原を駆け回る草食動物や肉食動物は花に 無関心であり、美意識はほとんどなかった。しかし、鳥類や鳥か ら進化したほ乳類は森にすみ、美しい花と美しい果実を見ながら 美意識はさらに高まるとともに果実の栄養をいっぱいに取り込ん だ。それら森の動物はまた他のほ乳動物とちがい、体内でビタミ ンを合成することができず、果実に頼らざるをえなかった。その 果実が何種類かの動物の脳を発達させ、人間に近い動物を出 現させたのである。

人間の進化は早かった。私たちが一億年もかけたのに人間が生まれてからまだ五百万年も経っていません。 特にこの数千年は驚くほどでさらに最近百年は私の予想を遙かに超えています。
今一番心配なのは人間による環境破壊で、このままでは地球はあと百年とは持たないでしょう。動物と植物の共生は人間によって破壊されようとしているのです。もっと悲しいのは、みな、花を単に飾りとして考 えその真価を知らないことです。

美の法則の本題に入る前にこの法則がどのようにして生まれたのか、 これから、チャミーが地球の遙か昔へさかのぼり貴方をその源流へご 案内します。(美の起源)



  二億年前の世界


[T]新しい進化の始まり
約一億年前にそれまでと全く違う生物の進化が始まった。それは、細胞を閉鎖分裂させる ことにより生物の巨大化を防ぐとともに、その姿を美しく可愛い形状に造りあげていったの です。

     五千万年前の世界


[U]花の誕生
この地球上に初めて美しい花が現れた。それは単に美しいだけではなく、生物の優れた遺 伝子を種子として未来に残し、また植物と動物がこの地上を助け合って生きて行くための、 大切な共同の泉だったのです。

2003.7.1

           花の登場



[V]蜂の色彩感覚ー最初の色の認識
動物で最初に色を認識したのはハチ(蜂)でその色は黄色だった。それから橙、青、藍と順次 難しい色も認識できるようになっていったが、人間のように微妙な色別は困難で中心色は黄 と青であった。今でも大部分の花は雄しべ雌しべの部分は黄であり、花弁も黄色が最も多い。

2003.7.2

[W]鳥や蝶の色彩感覚
ハチ、チョウ,鳥が色を認識できるのは確かである。彼らは花を見つけるのに素早く、鳥など はかなり上空から果実や獲物を探し当てる。これは色彩で物体を判別しているのです。
[X]動物達の美しい化身
彼ら動物はまた花の美しさを我が身に遺伝的に取り入れるワザを持っていた。蝶は羽を花と 同じ美しい色で彩色し、小鳥は羽の色だけではなく、その姿も美しく飾った。
動物にとって花はかけがえのない伴侶だったのです。

2003.7.3



      初めてのほ乳類(禁転載)
[Y]多くの動物の誕生
  新たな森の出現とそこに実る美味しい果実を知って、花の周りの動物達はにわかに変身 を始めた。しかし実際にはすべての動物が森に入ったわけではない。あるものはさらに進化 した鳥になり、あるものは草食動物になり、一方肉食動物になるものなどさまざまであった が、鳥から進化し、果実を手中にした動物が最も恩恵をえることになった。そして彼らは絶 対に巨大化することはなかった。
[Z] 哺乳動物の誕生と胎盤生成
小動物は新たな種を保存する手だてとして唯一考えついたのが、花の胚の部分についてです。 花は雄雌受精し、果実を実らせ、種子を作る。細胞の形質は違ってもやり方と結果は同 じで、花の胚部分がそっくり哺乳動物の胎盤へと進化して、雄しべはオスに雌しべはメスに なったのです。本来胎盤を持つメスが主で精子を持つオスが従の関係にあった。
[[]植物から動物への遺伝子転移
動物と植物では細胞の造りも機能も全くことなっている。植物の組織はセルローズ主体で動 物はタンパク質主体、一度できた細胞は植物では不活性であるが、よく動きまわる動物の 細胞は活性である。それがどうして植物から動物へ転移したのか。それは簡単である。動 物の細胞の中に花の遺伝子が入り込んだのである。全て時間のなせるワザ。

2003.7.6



     人類誕生
[\]森の動物と人類の誕生
森にすむ鳥から進化したほ乳動物は果実を食べ、段々と頭脳が発達し、やがて木登りをや めて二足歩行をはじめた。しかし彼らは非常にひ弱だったのですぐには森を出なかった。外に は敵が多く、もっと知恵と体力をつけ、武器も用意する必要があったからです。
[]]男女の肉体の変化
森から出た人類はまだ体毛が全身を被っていたが、頭脳の発達とともに体毛がうすれ、それ ぞれのホルモンの分泌により女性は女性らしく男性はたくましく成長していった。なぜ人間 だけが美しさを備えたかについては、人間が花の遺伝子を継承したと同時に、男性が女性 に美しさを要求したからです
[]T]美しい人類の創造
人類誕生について多くの学説があるが、それらはほとんど的を射ていない。サルや他の動 物は体型的にオスメスの区別がつかないが、人類だけははっきりと識別でき、また美しく創 造されている。このことについて誰も触れようとしない。それは今までの理論では無理があ るからだ。
[XU]人類は世界各地から生まれた
それと人類はアフリカで生まれて世界各地へ移動したという説が一般に信じられ、人種に よって遺伝子に大差がないことがそれを証明している、というがそれも当たらない。長い時 間の経過を考えると人類誕生のチャンスはいたるところにあったと考えるのが正しいと思う。 人類は花から継承した同じ遺伝子から誕生したのである。

2003.7.8





ここで少し本のことに触れたいと思います。実は私はもう花の精ではないのです。私は百万年前にチャユ ー(本の主人公)と逢いました。そしてふたりは人間の間違った遺伝子を直そうと過去の旅へ出ました。
しかしそこで愛し合ってしまったのです。花の精を失った世界は一瞬闇となりましたが、その後生まれた 子チャシーが私の身代わりとなったのです。
このページをご覧の方がもし女性だったら花を好きになってください。美しい人ほど花を愛し、花を愛す る人ほど美しくなれるのです。あなたの部屋の片隅に置いてある鉢植えの花のなかに、いつも我が子 チャシーがヒッソリと身を沈めています。


   なにか不思議な話でしょう。おそらくこの話をそのまま信ずる人はいないでしょうし、 なかにはバカげていると一笑に付する人もいるかと思います。それは人間の美意識 がどのようにして生まれたのか今まで誰も疑問をもったことがない、それがために私 の話したことの根拠が見つからないからです。
 この問題についてどうか一緒に考えを進めて下さい。今後のページを読まれるうちに 納得される部分が多々あるかと思います。次は最も重要な美の本質を理論化した「美しい曲線」です。



ボタン 美しい曲線   ●ご 意 見