東宝特撮映画感想文

(はじめに)
当HPは自作のミステリー小説を発表している場なのにどういうわけか(笑)「ゴジラ」の
コンテンツがあります。ま、これは管理人があるサイトで自作のゴジラ小説を発表したこ
ともある程のゴジラファンと言うこともあり、そっちの方でも皆さんと楽しく語り合いたいと
思ったからです(実際、そっちの方で知り合った人も結構いますので)。

個人的な話で恐縮ですが、以前あるコナンサイトである人から「怪獣映画の○○について
教えてください」というスレッドが立ち、その回答者として私(管理人)が指名されたこ
とがありました。どうして私を指名したのか? と聞いた所、私のHPで「ゴジハム感想
文」を見たことがあり、「この人は怪獣映画が好きなんだな」と思い尋ねてみた、との返事
が返ってきました。そのとき私は「はあ、こういうこともあるんだ」と単純に思い、それ
が今回このコンテンツを作ろう、と思った動機にもなったわけです。

閑話休題。1954年にゴジラが生誕して以来50年、と言う月日が流れました。
50周年を機にゴジラ映画に一区切りつけるために、と言うことか東宝は2004年
12月4日にシリーズ28作目にしてシリーズ完結編「ゴジラ FINAL WARS」を
公開しました。
この作品の後、当分の間ゴジラは劇場のスクリーンを離れることになりますが、
実は東宝の特撮映画は何も「ゴジラ」ばかりだとは限らないのです。

昭和30年代、既にTV放送は始まっていたとは言え、まだまだTV受像機が庶民にとっ
て高嶺の花だった時代、当時の人たちの最大の娯楽と言ったらやはり映画だったでしょう。
とは言え、私が生まれる以前の話ですので想像に頼るしかないのですが、当時は現在もあ
る東宝・東映・松竹の各映画会社の他に、日活・大映の2つの映画会社が活動しており、
映画産業もかなり活気があったと想像されます。
そんな昭和30年代〜40年代にかけての東宝の主力作品の一つに「ゴジラ」を始めとす
る特撮映画がありました。
1954(昭和29)年に「ゴジラ」をヒットさせた東宝はそれから次々と怪獣映画をはじめと
する特撮映画を製作していきます。
今では1年に1作しか作りませんが、当時は1年に2本製作するのは当たり前。1963(昭
和38)〜64(昭和39)年に至っては63年8月の「マタンゴ」に始まり12月「海底軍艦」
→’64年4月「モスラ対ゴジラ」→8月「宇宙大怪獣ドゴラ」→12月「三大怪獣 地球最
大の決戦」と何と4ヶ月に1作の割合で新作を製作し、しかもそれが全て本多猪四郎監督・
円谷英二特技監督と言う作品なのですから一体本多組や円谷組はどういうスケジュールを
組んでたんでしょうか(笑)?

さて、現在ではビデオやDVDが普及していることもあり、これらの作品を比較的容易に
鑑賞することが出来ます。
かく言う私もこれまで「ゴジラ」シリーズやそれ以外の作品も劇場やLD、DVDで鑑賞
する機会を得ることが出来ました。
そこで、ここでは私が劇場及びVHSやLD、DVDで見たことのある「ゴジラ」をはじ
めとした東宝特撮映画の感想などを述べて見たいと思います。
感想のほうは暇を見て2〜3本の割合でUPしていきたいと思ってます。

それでは → 感想へGO!

戻る