無極靜功 とは

いろいろな気功流派は、 気の概念及び気功の三要素である ”調身” ”調心” ”調息” の
調整の重点と方法によって、 その特徴が決まります。





無極静功では

気の概念   目には見えないが 人体を組み立てている基本的な 存在、生命情報を含む
          生体エネルギーであると 考えられている。

調身      正しく自然で ゆったりとした姿勢。

調心      精神状態を整え  入静状態に入り、 穏やかな精神 集中状態。

調息      安定した腹式呼吸を通じて 真気を養う。


調整方法    陰陽のバランスの観点から 形とイメージを整え、そのポイントは形の
          ”二十四要” ”五対” ”三弓” ”一円” とイメージの ”円” ”松” ”展”
          ”合” ”静” ”自然” などの 要訣がある。

          自然な腹式呼吸の上に 真気を養い 全面的なバランス追求し 
          優れた養生効果を持つ、  姿勢 動作は 簡潔であるが
          奥深いものがある。
          
          その境地は「虚」 「空」 であり、 心身の高度の統一と悟り、
          人格の完成にある。

          無極静功のベースは 養生法であるが、 徹底的に合理化された
          体の使い方なので 武術にも応用される。

          ご参考までに 流派の源流を ご紹介すると、 高名な三老師の影響を
          受けているが、 私自身は、趙 慶長 → 陳 済生 ラインで 太極拳を
          学び  その中から 自らの体験を活かして 養生気功法を構築するに
          至った。


系譜       「形意拳」  申 万林  老師
           
          「太極拳、 遊身八卦掌、 形意拳」 趙 慶長 老師

          「六合八法」 左 双臣 老師
  
         申 万林  →
                
         趙 慶長   →  陳 済生 →   呂 継唐     → 薛 永斌  
                     纏糸糸 太極拳   無極静功    無極静功日本
                     静功養生法                  
         左 双臣  →


       ※日本気功協会 第10回 これが気功だ  にて  呂 継唐老師 著