遠山 啓 (1909年〜1979年)

東北大学理学部卒。元東京工業大学教授。戦後30年、たゆみなく子どもに向かって歩み続け、教育の混迷を超える新しい視界を拓いた。数学者であり、教育者であり、思想家であった。時に国と対決することもいとわず、怠ける子を怒鳴りつけながらも、その願いは「すべての子を健康で賢く育てる」ことであった。名著多数、「タイル」「水道方式」創製。