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巻頭のメッセージ

わたしの言葉を活字で読んで慰めを得たと言ってくださる方々、それまでは孤独な思いの中で生きてきたつもりが、本当は決して一人ぽっちではなく、霊界からの大いなる愛に包まれていたことに気づいてくださった方々に、わたしからささやかなメッセージを贈りたく思います。

わたしの言葉がたった一人の方の魂の琴線にふれて真の自我が目を覚まし、魂に真の自由をもたらす霊的真理に気づかせてあげたことを知るだけで、わたしは何よりもうれしく思います。無知を追い払うごとに、迷信が退散していくごとに、頑迷さが消えていくごとに、偏狭さが薄れていくごとに、わたしの心は喜びに満たされます。霊力が顕現し、愛が死の障壁を突き通して届けられるのをみて、わたしは喜びに堪えません。

霊的知識が正しく届けられ、地上の善男善女が大霊の愛の存在に気づき、その愛の摂理は、正しく理解すれば、物的世界のいかなる力をもってしても、与えることも奪うこともできない豊かさを見出させてくれることを悟ってくれるごとに、わたしは無上の喜びを覚えます。

このわたしへ静かなる思慕の念をお寄せくださる方々、温かい愛の念を送ってくださる方々、さらには真摯なる祈りの念を届けてくださる方々――残念ながら今すぐその一つ一つに直接の応答はできかねますが、その方々に今この場をお借りして、わたしからの感謝の気持を表明させていただきます。そして、どうか、わたしが引き続いて皆さま方の願いにそうべく努力すること、大霊の摂理と力と安らぎが得られる道へいっそう近づくよう導いてさしあげることを、お誓い申し上げます。

空を雲がよぎり、日の光が陰ります。やがて夜になり、星がまたたき、淡い月の光が夜空を照らします。辺りが闇に包まれ、夜のとばりに被われます。が、やがて又、太陽が昇り、こうこうたる光を放ちます。太陽は輝きを失ってはいなかったのです。見えないところで輝いていたのです。神の摂理は、たとえ皆さんにはそのすべては理解できなくても、一瞬の途切れもなく働き、変わることもないのです。

そう思うとき又してもわたしの魂に大霊への祈りの気持が湧いてまいります。

無始無終に存在し給う大霊よ。わたしどもは、あなたをいっそう深く理解し、あなたの摂理をいっそう広く生活の中で実践することによって、わたしども子等の一人一人に内在するあなたの神性の豊かさと美しさをよりいっそう顕現することになりますよう、ここに祈ります。

シルバーバーチ