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26.霊界通信はあの世からの真実の声か?

死後の世界の事柄について説明している世界中の記述を比較してみることは可能だろうか? 実はこうしたたいへんな作業を試みた唯一の人間が、「ロバート・クローカル」である。彼は四年の歳月をかけ、ありとあらゆる霊界通信を比較検討したのである。彼はその結果を一九六一年、本にまとめ上げ出版した。その本の中で彼は次のように述べている。

『あの世からのメッセージを受けた人間が、全員で共謀してウソをついていたというようなことは到底あり得ない。もし、かりにすべての霊媒が詐欺を働いていたとしても、世界の至る所で同じような内容が示されるなどとは、常識的には考えられないことである。

また霊界通信は、交霊会の参加者の心の中身がテレパシーによって引き出されたものであると言う人もいるが、死からあの世への移行についての通信内容がどれも全く同じようなものであることを考えると、テレパシーの関与による単なる人間の想像の産物であるという可能性は皆無である』

もちろん、すべての通信内容が完全に同じというわけではない。しかしヨーロッパやアフリカで受け取った通信も、太平洋上の島で受け取った通信も、内容的には明らかに一致している。それはウッズたちに語られたあの世からの情報と、きわめて似ているのである。

こうした通信はなぜ、それほどまでに酷似しているのだろうか? それに対する理に適った解答は――『それらの通信はみな、同じ源(ソース)から、同じあの世から送られてきた』ということである。霊界通信は、どれも共通の一つの世界から届けられているのである。その世界とは、われわれが死んだとき、自分自身の目で確認することになる世界である。

もし、これが真実の説明であるとするなら――誰もまだそれを証明したわけではないが――霊媒フリントを通じてウッズとグリーンに語りかけてきた声の存在こそ、その説明の真実性を裏付けるものではないだろうか。死後、誰もが経験することになるであろう世界について、かくも豊富に、しかもきわめて詳細に語っているという事実こそ、まさしく霊界通信のソースが“あの世の存在である”ということを証明しているのではないだろうか……

(完)