Revell社 はプラスチックモデル・メーカーの代名詞ともいえるアメリカの老舗メーカーです。
全てのジャンルにわたり、意欲的にプラスチックモデルを発売し続けています。
一方AMTというとスター・ウォーズやスタートレックなどのSF物などもありますが、でもなんといても
カーモデルを中心にリリースしている、というのが企業イメージでしょうか。 両メーカーともプラスチックモデル業界の礎を築いてきた
伝統メーカーです。
1950年代前半 Revell社 と Amt社 は提携し、何種類かのCar Modelを
発売していたようです。
RevellとAmtの提携モデルが、どのような経緯で発売されたのかは不明ですが
今回はその辺の流れを探求するのではなく、1950年代前半の未熟ではありま
すが魅力的なCar Model、 BOXアートの美しさを感じていただければと思います。
Revell の他にも Monogram などからも たくさんの Carモデルが
発売されていました。 それにしても、このBOXアートも美しい
コンセプト・カーも大変素晴らしい! 1950年代の
日本からみたら、まさにドリーム・カー
By Revell
このモデルは Amt との提携モデルではなく Revellオリジナル。
1956年 発売
当時のモデルにはまだ、フロントガラスなどガラス類が付属せず
多少の違和感がある。
ボンネットは開閉し、エンジンも搭載されている。
1950年代にこんな車があったとは、とても信じられない
1960年前半 日本でもマルサンが
Revell製品を国内販売する。
その中にはすでに Car Model も
含まれていた。
ただし、値段は ¥950 と実に高価
であった。
当時のロゴ。
TYPE ”S” のボックスアートは
どれも美しい。
Revell Amt 提携モデル 1956年型 New Yorker
1956年型だが 1955年に発売されている。 飛行機の試作機ではないが、先行販売らしい。
それにしても1955年というと、マルサン・ノーチラス号よりも3年も前、ということになるのだが。
1956年型 Mercury Montclair
こちらも プラスチックモデルの発売は 1955年となっ
ている。
背景があるわけでもないのに、箱絵は美しい。
1955年型 New Yorker やはり 発売は 1954年
最初に紹介したグリーン系のモデルは、この一年後のもの。
年代を変更して再発売したのではなく別成型。