オリエンタル模型とは関係
ありませんが、60年代初期の
模型専門店の店内です。
現在の系列量販店からみると
閑散としていますが 当時とし
ては大変な品揃えの店です。
このような規模の専門店は
大きな都市などにしかありま
せんでした。
オリエンタル模型は プラスチックモデルが登場した当時 60年代初期からこの業界に参入していた
メーカーです。 埼玉県浦和市根岸で活動していました。
鉄道関係のモデルを多く出していた、そんな印象があります。
いつまで活動していたかは不明ですが、後期には他社メーカーの再販などもやっていたようです。
オリエンタル模型のおそらくは
最初期のモデルと思われる
ドライブカー と名付けられた
カーモデルですが、いかにも
レトロな箱絵同様モデル自体は
大変おおらかなものです。
当時の模型らしく TKK−13
モーターを使用し、モーターライズ
になっています。
現実には成り立たないような
箱絵ですが それなりに魅力的では
あります。
オリエンタル模型の最初のシリーズは、 ”鉄道模型シリーズ”
であったようだ。
こちらもやはり マブチNO.01モーターを使用するモーター
ライズである。
後に ”HOゲージシリーズ” や貨車をシリーズ化した ”国鉄
貨車シリーズ” など一連のシリーズとして発売している。
時代の流れで後期のモデルはモーターライズから、ゼンマイ動
力へと変更された。
ただ、プラスチックモデルの世界に限っていえば、このような
鉄道模型が主役の座を射止めることはなかった。
このHOゲージシリーズのものは、新ロゴと
なっている。 色違いなどはかなりあるが、
大きく分類するとこの2種であったようだ。
切り替え時期などは不明である。
二段式水圧噴射ロケット
水圧というか空気圧というか・・・、で飛ぶロケット
おそらくは今のペットボトルを使用したロケットと
同じ仕組みかと思う。 60年代にすでに存在して
いたとは少々驚きである。
オリエンタル模型でもう一つシリーズで思い出され
るのは、この一連の ”ミリタリージープ” のシリー
ズではないだろうか。
後期まで発売されていました。
初期ロゴの方は 1/24 スケールですが、後期ロゴのものはそれより
少し小ぶりです。 ゼンマイシリーズとされ¥150・初期ロゴの方は
¥350だったようです。 どちらも動力はゼンマイです。
<A-4A スカイホーク> 1/50
オリエンタル模型発売であるが、オリジナルはマルサンの1/50.である。
とはいってもマルサンのモデル自体がリンドバーグのコピーである。
ジェットエンジン内臓は同じだが、マルサンに付属していたスタンドは
廃止されている。 定価 ¥150とマルサン製より安価だ。
この手の実際に遊べるプラスチックモデルは、いろいろなメーカーから発売
されていた。 パイオニヤは本当に30Mも飛んだのだろうか?