(株) 相原模型製作所
 相原模型は ZA模型研究会 (ZA BLAND) とプラスチックモデル参入時には名乗っていた。

初期は飛行機・戦車など一般のメーカーと同じ路線を歩むかに見えたが、その後武具モデルへ特化した形の
メーカーへと進化していく。

 このようにいってしまうと、何か変に特殊化してしまったような印象を与えてしまうが、当時この武具のプラモは
完全に一つのジャンルとして確立されていた。

 60年代 個人的に最も印象に残り忘れられないプラモデルの一つに

   国宝 浅黄綾威鎧・兜・大袖付 八幡太郎義家着用 1/4  

相原製の¥1000もした堂々たる鎧兜一式モデルがある。その出来上がりの素晴らしさは今でもまぶたに焼き付いている。

”なぜ、そんなに印象深かったのか?”

 それは・・・・ 初めて親にほめられたプラモデルだったからである。


名刀シリーズ

NO.1
武田 信玄 大刀
 相原名刀シリーズの最初を飾ったのは
      武田信玄奉納大刀であった。

 なぜ信玄だったかは不明だが、上杉謙信との川中島の合戦は
いつの時代でも人気がある。

謙信の大小はNO.10でモデル化されている。

 組説左下部に、MARCH 1966 とあり

それぞれの箱で,月が異なっている。  S AIHARA ?
 それぞれの箱には、ZA模型研究会編の小冊子が入っていた。

NO.3
これら刀のモデルは、メッキの美しさこそ命だ。

NO.4
 この小冊子は凄い。 材料(玉鋼)〜鞘の仕上げまで43工程が
 
   網羅されている!
NO.5
NO.7
NO.8
NO.9
NO.10
 名刀シリーズはNO.5より 

  大小拵となる。

 飛行機・戦車など一般のプラモを

完成させると、模型を完成させた

 という満足感が有る

 武具の場合は

 本物を作り上げてしまった

そんな錯覚を覚えた

心は

戦乱の真っ只中へ・・・・
 

 

他社 大小拵
バ ン ダ イ
名刀シリーズ
 当時 ¥500 で販売されていた。

 相原の名刀シリーズと比較すると

かなり大きなスケールだ

 
バンダイ 日本の軍刀 (コグレの金型とおもわれる)
尾高 刀剣シリーズ  1/2
 岡本プラスチック

 ルームアクセサリー

 箱絵のように鹿の角に

剣を飾るという物

 ガラスや金属のどに飾りたい場合は

 付属の吸盤でつけて飾る

名刀の煌き
バンダイ
尾高
相原