かんたん栄養学 | |
![]() ![]() |
|
ここでは簡単な栄養学について書きたいと思います。 (ちょっと長いです…^^;) でも、人間の栄養学の考え方とほぼ同じなので、普段の知識を生かしてあげてください♪ |
|
〜BARF(生食)のすすめ〜 | |
『なるべく生であげましょう』 BARF(Bones and Raw Food) 野生動物は、本来生の肉や野菜を食べていました。 生の食物に含まれる消化酵素に依存して食物を消化しているのです。 『なるべく野菜は細かくしてあげましょう』 肉食に近い雑食である犬は、野菜を噛み砕く能力に欠けています。 野菜のセルロース(細胞壁)を破壊してあげる事により、より栄養の吸収を助けます。 ミキサー、フードプロセッサー、あるいはみじん切りにしてあげましょう。 |
|
![]() ![]() |
|
◆肉類-動物性たんぱく質-(食事の60%) | |
色んな種類の肉をあげます。 牛・豚・鶏・馬・ラム・ターキー…等々 内臓、骨も重要な栄養源です。バランスよく与えます。 *豚、鴨は寄生虫の恐れがあるので、加熱しましょう *一つの種類の肉に偏らない様にします |
|
![]() 卵黄・卵白・殻、全て食べれます。 *卵白は加熱しましょう *我が家は消化しやすい様に殻は細かくすり潰しています |
|
![]() 魚も週に一度はあげたいです。新鮮なものをあげましょう♪ ![]() DHA・EPAが多く含まれているので、 痴呆になりやすいと言われている柴は、積極的にとりたい食材です。 *魚をあげる時は酸化をふせぐ為、ビタミンEとビタミンCを加えます *鮮度に確信が持てない魚には火を通します |
|
乳製品もあげます。 犬の中には、牛乳の乳糖を分解できない“乳糖不耐性”の子がいるので、 牛乳を飲んでお腹を壊す子は、ヨーグルトやカッテージチーズをあげるといいと思います。 |
|
![]() ![]() |
|
◆植物性食材(全体の40%) *ここでの40%は重さではなく、見た目での事です |
|
《豆類-植物性たんぱく質》 | |
豆類はほとんど食べれますが、消化しにくい為、 豆腐・納豆・おから等の加工品や、スプラウト(豆もやし)をあげます。 |
|
《野菜・果物類》 |
|
火を通す野菜-イモ類(さつまいも、かぼちゃ)・ナス類(じゃがいも、トマト、ピーマン) 豆類 *シュウ酸を多く含むほうれん草は茹でましょう |
|
その他の野菜・果物はほとんど、生であげられます。 スプラウトは積極的に取り入れましょう。 |
|
◇お野菜豆知識いろいろ | |
![]() 他の野菜のビタミンを破壊する恐れがあるので、 加熱するか、生の場合はビネガーを混ぜてから、 他の野菜と合わせます。 |
|
![]() 生であげてもいいのですが… 緑黄色野菜は火を通すと“抗酸化作用”が増します。 (電子レンジ不可) カロチノイド等、脂溶性なので、油で炒めるのがいいかな。 |
|
![]() 食べ物の消化を助けてくれます。 食後、ヨーグルトと一緒にあげたりしたら完璧! もちろん他の野菜と混ぜても構いません。 |
|
*お野菜はなるべく、季節季節の“旬”のものをあげます。 その季節に必要な栄養がたくさん入っています。 |
|
*“アク”は大事な栄養素です。取らずに与えてあげましょう。 ![]() 野菜(ジャガイモ・アボガド以外)の皮も、なるべく剥かずに… ![]() |
|
![]() なまくらなそら母…育てきる自信がないので(^^; 大根や人参の頭の部分を水栽培… 大根葉や人参葉を利用♪ |
|
![]() 「パセリや紫蘇はたくさん農薬が使われている可能性が高い食材」 だと聞いて、花壇の隅っこにイタリアンパセリを… 人間の料理の彩りにも活躍しています♪ |
|
◇ちょっと注意する食材 ・にんにく。多量摂取は中毒の恐れがありますが、少量なら虫除け効果があります♪ ・塩分。通常、塩分は必要がないと言われていますが、ナトリウム摂取の為、 上質な天然塩を少量あげます。 ・ナス科のものは炎症がある子(関節炎、アレルギーなど)にはNGです。 |
|
◇食べてはダメです ・たまねぎ・ネギ・にら ![]() これはみんな知ってますね(^^; ・イカ・タコ・甲殻類 ![]() 消化が悪いです。 ![]() ・香辛料・砂糖 胃を刺激し、内臓に負担をかけます。 ・人間用加工食品(ハム・ソーセージ・かまぼこ等) 塩分を多く含んでいます。 ・チョコレート、ココア ・コーヒー、日本茶、紅茶 *ブドウも中毒を起こす可能性がある、と言われていますが…個体差があるかもです。 |