2005/3 4がつ ひさびさににっきかいてるなぁわたし
初任給を握り締め、ちょこっと東京へ行ってきます。
六本木ヒルズ行ってのびた部屋を見るのだ
2005/4/29
吉野朔実さんの漫画を読みながら打ちひしがれる。
何回読んでも欝になるんだけれど、何回読んでも尽きる事のない物語を書くのです、このひとは。
幻想的だけれど、酷く冷静。曖昧だけれど答えは提示されている。
この感覚はどこからくるのか不思議。間違いなく天才としか言いようの無い世界そのもの。
願わくばリアルタイムで読みたかったなぁ。
2005/4/20
自分はどうにもこうにもばかだなぁ、と。いつも思っているけれど改善する方法も無く
うまく心を言葉を変換できないし、
表現という意味を知っているけどわからないし、
好きな人に心を伝える術も無く。
言いたい事はたくさんあるのに。
背負って歩いてるよ。
何もないように見えても。
なんとなく、赤い。
2005/4/15
私信;もうちょっとで送るので気長に待つと良いよルパーン(トロくてごめん
さくらって
世界で一番すきな花かもしれません。
葉も付けずに咲いてぱっと潔く散る染井吉野。
実は接ぎ木や挿し木で増えるクローン植物だそうです。
生き物としては限りなく不自然な生。だけれどこれほど日本人の胸を打つ花は無いでしょう。
最近、染井吉野が枯れ始める現象が多発しているとニュースで見ました。
不自然に生かされて咲き続けることに飽いたのかしら、生殖も出来ないでただ咲くだけの我が身に絶望したのかしら。
2005/4/10
卒業しました。
卒業式の前日は人生初の残業だった上に、ここ3日合計しても10時間位しか寝ていなくて、よれよれと出かけた卒業式。
何だかよくわからないままに過ぎてしまった4年間を思うとくらくらします。
4年前に比べると少々肥えたからだをスーツに詰め込みます。
入学式の時にもこのスーツを着て学校に向かいました。
4年前と全く同じスーツ、同じ靴を選んだのは、わたしなりのけじめの気持ちでした。
同じ格好で同じ場所に行くのに、心は全然別のものを感じている不思議な感覚を楽しみながら、学校に向かいます。
つつがなく式も終わり、立食形式の祝賀会。
飲んだり食べたりしながらいつもの友人達と話ているうちに、
この人たちとはすごく、不確かなもので繋がれていたんだなぁ、と気付きました。
その枠組みがなくなって、そうしたらもう今までのようにはいられないけれども、
それでも相手を好きだと言う気持ちとかおもいでとかそういうものは消えないしずっと残るだろう、
不確かながらも繋がった絆や感覚は消えないだろう、
これからもずっと、わたしの内的資産の一つになりうるだろう、そう思いました。
式の後は学科の謝恩会へ。
しこたまアルコールを投入しつつ(気が付けばビール2杯カクテル6杯・・・倒れるて)
友人やほとんど話した事もなかった人らや教授と話しながら、
何だか今まではっきり付きかねていた、ひとつの決心が固まってくるのを感じました。
「いいデザイナーになりたいです」
なんていう、柄にも無い恥ずかしい言葉を真顔で吐き、
素面ならとても言えない酔っ払いの戯言だけれど、口にした瞬間にそれは心底から本当の気持ちになりました。
これはただの区切り。旅立ちの日。
すごくすごく、ありがとう。誰にともなく。
さよなら とは言ってやらない。
これははじまりの日だ。
さぁ、生きるために戦おうか
2005/3/27