第1回
ボイパとしての心得


シンタロー(以下シン)「校長、今日は記念すべき第1回ということで、何を教えてくれるんですか?」

校長(以下校長)「そうじゃの、今日は第1回ということでボイパをこれからやっていく上での心得を一つ教えようかの・・。」

シン「心得ですか・・・。なるほど、僕も、色々自分に言い聞かせてますよ・・やっぱ戒めというか、、、そういうのは大事ですよね。・・・」

校長「そうじゃ。まぁシンタみたいに1通り一応できるという段階になるとまたその心得というものも変わるんじゃろうが、この学校はボイパ初心者からでも授業が聞けるようにしてあるからの。まぁまずは“これからボイパをやって行くあなた”に対してのわしからのメッセージととらえてくれればよいかの。
まず1つ目。
『決してあきらめない事』
じゃ。」

シン「なんか当たり前というか・・・ありきたりな事ですね。・・お言葉ですが。」

校長「そう。このありきたりの事が、ボイパをやるにはとても大事なんじゃよ。まぁ何に対しても言える事じゃが、ボイパをやろうと思ってやり始めて、やめてしまった人はやり始めて2週間以内がかなりの割合だそうじゃ。これが何を意味するか分かるか?」

シン「諦めるのが早いですね。」

校長「そうじゃ。何故こんなにも早く諦めるのかと言うと、、、、、音が出せないんじゃよみんな。さぁやるぞっと思っても、全く出来ない・・・・という状況に陥るんじゃな。これが他の音楽と違うんじゃ。例えばある人が今からギターをやろうとするじゃろ。それでギターを買ってまず弾いてみる。そしたら音はしっかりでるもんじゃ。そこから簡単なコードを覚えて・・・簡単な曲ができるようになる。そうするとどうじゃ。やってて楽しくなるじゃろ?自分の成長が分かるから。
しかしボイパの場合、やろうと思う最初の段階が、いきなりの難関!これでは簡単なことから・・というステップが踏めずやる気もおこらん。それで『あぁ無理だ』と思ってしまうんじゃな。」

シン「そうか。ボイパは他の音楽とは違うところのスタートラインなんですね。例えるなら、ギターでいきなりFのコードからやろうっみたいなことですね。」

校長「上手い事を言うな。まさにその通りじゃ。だから最初に言っておく、決してあきらめない事じゃ!!」

シン「諦めなければ出きるようになりますもんね。僕もスネアの音全然だせなかったから。でもやる気だけはあったから、諦めず頑張りましたよ。」

校長「そうボイパは諦めなければ必ずできるようになる!!まぁ個人差もあるがの。」

シン「はい。ではこの『決してあきらめない事』を踏まえて次の時間は・・・」

校長「ちょっと待つのじゃ。まだ心得の話は終っておらん。次の時間もう1つ話させてもらうぞ。」

シン「えーーー?まだ音をやらないんですか?これじゃ授業を受ける人が飽きちゃいますよ!」

校長「バカモン。この心得と言うものは本当に大事なんじゃ。この心得を話さずして音を教えると大変なことになる。次の心得もまた大事な事じゃからの。」

シン「分かりました。では次の時間も心得の話で。これをごらんの皆さんには僕から謝っときます。すいません。」

シン「みなさんそれではまた2週間後にお会いしましょう。校長もどうもです!」

校長「それでは諸君。またの機会にな。」






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