クローズハイハット

校長「みんな元気にしておるかの。今日はまずバスドラはできるようになったか。」

シン「バスドラの出し方は
@自分の出せる一番低い声で
Aスタンバイ(息を勢いよく出す)をして
B“ドゥッ”という
Cスタンバイの出来ない人は思いっきり息を出す“ドゥフーーー”ってくらいに
でしたね。」

校長「もし今日までにできていないあなた!大丈夫じゃ!何度も何度も復習すればいつかできるようになる!心得その1を忘れるなよ。もうできた!という方には、まだまだバスドラは奥が深いのじゃ。雰囲気をつけたりバスドラの連続なんといった技もあるからの。まぁこれはまだだいぶ先に話すぞ。という事で今日はハイハットについてじゃ。」

シン「バスドラに続いてボイパの基本となる3つの音の1つですね。」

校長「ハイハットには大きく分けてクローズハイハットとオープンハイハットの2つがある。まぁクローズハイハットの中にもアップストロークでたたくのとダウンストローク(ハイハットアクセント)でたたくのがあったり、ペダルハイハットといって足でハイハットを鳴らすものがあったりするが、、、、。」

シン「校長!いろいろ言いすぎて分からないですよ!」

校長「おぉぉスマン。まぁとにかく!いろいろな音があるわけじゃよ。ただボイパで普通使うのはクローズハイハットとオープンハイハットの2つじゃ!オープンハイハットもまたいろんな音があるんじゃが・・・。今日はとりあえずオーソドックスなクローズハイハットの音をやっていくぞ。まぁ『アップストロークのクローズハイハット』じゃな。名前は覚えんで良いぞ。」

シン「前置きが長いですよ!早く教えて下さい!」

校長「何か今日のシンタはヒステリックじゃな。。彼女とケンカでもしたか?」

シン「早く!」

校長「それではいこう!クローズハイハットはボイパの中でも非常に出しやすい音じゃ!説明しんでももう既にできている奴は何人かいるじゃろ?
しかし!!!あなたは今どんな風に音をだしておる?きっと

@口を閉じてA無声音でB“ツ”と言う
やり方じゃないかな?どうじゃ?音を出した後の口は閉じておらんか?」

シン「え??どういうことですか校長?」

校長「つまりじゃ。CDとかでクローズハイハットを聴くと『ツ』と聞こえる。それじゃからみんなそのまま無声音で『ツ』と言うのがクローズハイハット!という風に思うんじゃ。」

シン「それじゃいけないんですか?」

校長「もちろん。そういう出し方もある!というか!クローズハイハットは2種類の音を覚えねばならんのじゃ!上で説明したのは、早い8ビートを刻む時などに使うのじゃが、この上の出し方を

『ツ型のクローズハイハット』

とわしは呼ぶぞ。
しかし!基本的にはツ型でなくこのように出すのじゃ↓。」

@口を閉じA舌打ちをするようにB“ツァ”とはじき出す これを出した後は若干口が開いた状態になる。

シン「そう言えばハモネプSTARTブックにも表現がツァになってたような・・・。」

校長「こっちの出し方のことを

『ツァ型のクローズハイハット』

と呼ぶぞ。基本的にはツァ型で出すのが普通じゃ!この出し方だと息継ぎにもつなぎやすいし、安定した音が刻めるのじゃ!ハイハットだけでカウントをとるときはこっちを使うのがお勧めじゃぞ!
で!あるから!!最初の出し方で出していた人は是非こっちのやり方(ツァ型)を覚えてくれ!最も、ツァ型のを覚えれば自然と早いリズムの時にはツ型になるんじゃ。」

シン「なるほど。クローズハイハットをツ型で出してる人って結構いますよね。」

校長「まぁいかんとはいっておらん!ボイパは人それぞれの良さがあるからの。まぁわしが教えるのは、あくまでわしのボイパじゃからな〜。人によっては『ツ型の方がいいわ!』っていうじゃろう。しかしまぁ是非ツァ型で覚えておいてくれい!」

シン「何か説得力に欠けますがおさらいしときましょう!

@クローズハイハットにはツ型とツァ型があるが、ツァ型で是非覚えよう!
A出し方はまず1.口を閉じ2.舌打ちをするように3.“ツァ”とはじき出す     
Bちなみにツ型は1.口を閉じて2.無声音で3.“ツ”と言う
早い8ビートなどで使うが、ツァ型を覚えれば早いリズムでは自然とこうなる          。」
校長「次はいよいよ基本となる3つの音の最後スネアじゃ。なかなかの難題じゃぞ!」

シン「今日もありがとうございました!ではまた2週間後に!」