「歯石はどうしてできるのか」
歯の周りにプラーク(歯垢)が慢性的に付いていると、そこに唾液中のカルシウム分が沈着します。歯石には二種類あることを知っていましたか? 

歯茎の上、見える部分に付く歯石を歯肉縁上歯石と言います。唾液に含まれるリン酸イオンとカルシウムイオンが沈着し、白色をしています。表面が滑らかなエナメル質の表面に付くため、取り易いのです。
もう一つは歯肉縁下歯石と言い、歯茎と歯の間の溝から滲出する液体成分が石灰化したもので茶色や緑色をしており、歯茎の隠れた部分に付きます。歯根に強固に付着するので、除去が大変です。


「歯石の取り方」
歯垢は歯ブラシやフロスや歯間ブラシで取り除く事ができますが、歯石になってしまった汚れは自分では取ることができません。歯科医院で歯科衛生士か歯科医師に取ってもらうことになります。歯科衛生士は、ハンドスケーラーと言う小さな刃物や超音波スケーラーという、なにやらハイテクっぽい器械を使って一本一本丁寧に歯石を取り除きます。歯周病の方は、全ての歯の周りに歯石が付いていることが多いので、取り除くのにはとても時間がかかります。上下の前歯と左右の奥歯に分け、数本づつ取っていきます。1ブロックの歯石を取るのに約30分かかり、それを6回受ける必要があります。けっこう大変でしょう。

でも普段から正しい方法で歯磨きをし、月に一回30分のPMTCを受ければ、歯石は付きません。PMTCの方が簡単でしょう?


「大変な歯石がある」
歯茎の縁から3ミリ位までは何とか器械が届きますので、歯科衛生士が取る事ができます。しかし、それより深い部分の歯石は、歯茎を切って開き歯根を露出させて取り除く必要があります。そんな話を聞くとぞっとしますね。そんな事にならないように、普段から充分に歯磨きをしましょう。

→お口の汚れが死因です