平成221214

          

蕎麦打ち三段昇段試験受験日記

 

1.受験日  平成2212月5日()PM13時〜

2.場 所  三田市  永澤寺

3.結 果  合 格

4.応援団 (1)NPO法人 泉北蕎麦打ち普及の会  6

      (山中さん・米田さん・上田明博さん・黒木さん・平井さん・岡田妻)

      (2)前田教室(前田さん・松本さん・竹村さん) 3

      (3)天下茶屋蕎麦打ち同好会  (西尾さん他?名)

5.感 想

 (1)日頃、一緒に蕎麦打ちをしている親しい仲間がたくさん応援に来てくれた

ので、すごく安心感が持てて落ち着くことができた。

 (2)特に、試験開始前に打ち台の周りに仲間が集まってくれて、仲間の一人ひと

りから、自分の気がつかない細かなアドバイスを頂いたのが大きな力になった。

  @Mさん

*私の側で見守っているから落ち着いて。日頃、やって来た事を発揮すれ

 ば必ず大丈夫だから!もし、万一、途中でミス等があっても、諦めずに

気持ちを切り替えて最後までやりぬくこと。

   *打ち台の下に置くイ.「まな板」ロ.「生ふね」ハ.「粉取りケース・ブラシ」

を置く場所と置く順序、また、ニ.「こね鉢」の置くスペースを空けておく

ことについてアドバイスを頂いた。

    

*こね鉢の下に敷く、滑り止めの布やこね鉢の裏の部分を濡れた布で拭くと

 こね鉢が動かなくて水回しがやりやすい。

 Aこね鉢の右横に水や打ち粉が毀れるのを防ぐ目的で、競技開始前からタオル

を置くことは減点の対象になる可能性がある。

 B競技中、ゼッケンの上部が垂れてきて作業がしにくいので、安全ピンで止め

て垂れないようにした方がいい!

 C水の量が多すぎて麺体が柔らかくなった時は、麺を伸す時に打ち粉を麺体に

多いめにふり、伸しは、優しく伸すように!

 D競技開始前から手洗いバケツの周りが濡れていたので、タオルでその部分を

  隠すようにアドバイス!

 E片付けは、3分以内で完了できるように日頃からイメージトレーニングを

  しておけば大丈夫(粉取りケースの扱い方により、時間短縮できる!)

   イ こねが終わり、麺体を鏡餅にした後、こね鉢を打ち台の下に収納する時、

    素手でこね鉢を持たずにタオルでこね鉢を挟んで収納すること。また、滑

り止めは、こね鉢の中には入れずに鉢の下に置くこと。(二度汚れの防止)

   ロ こね鉢を打ち台の下に収納した後、地のしから始まり切り迄の全ての行

程が終わってから、生ふね、こま板、包丁を並べ揃えるが、まず、打ち

台の上部分の打ち粉をブラシで綺麗に掃除して、生ふねを置く。そして、

まな板を打ち台の手前の辺から15センチほど離して置き、まな板の上部

辺部分に打ち台の打ち粉を集める。そして、まな板に打ち粉をふり、麺体

をまな板に載せてから改めて、まな板を打ち台にセットし直す。すると、

まな板の上部辺部分に集めた打ち粉がかたまって見えてくるので、それを

粉取りケースに入れる。粉取りケースの打ち粉が多ければ、右手で打ち粉

を掌で受け取り、麺体にふりかける。(粉取りケースのまま麺体にかける

と、ゴミをかけるイメージに取られる可能性がある。)

     特に、麺体の左端部分にふりかけると、切りの最後の時にこま板が滑り

    やすくなり、切りがはかどる。セットしたまな板の右上部辺端に粉取りケ

ースをくっつけて置くと切り屑や不要な打ち粉が入れ易くなる。

   ハ 切りが終わると、

*先ず、こま板を濡れた布で縁部分をふき取り、乾いた布でふき取る。

 こま板の表裏をブラシで打ち粉を取り払い、生ふねの右横に置く。その

前に、こま板と包丁を置く部分の打ち台の打ち粉を綺麗にブラシで掃除

する。

    *次に、まな板の上の打ち粉、切り屑を粉取りケースにブラシで入れる。

    *まな板を立てて、表面をブラッシングして、打ち台に落ちた粉を粉取り

     ケースに入れる。

    *最後に包丁のサヤの上に包丁の刃先を載せて掃除する。(怪我に注意!)

    *包丁の掃除が終われば、包丁のサヤの掃除をしてこま板の右横に置く。

そのサヤの上に包丁の柄を自前とは反対側に向けて置く。

    *粉取りケースの打ち粉と切り屑を自前で用意したクリアーファイルの

     上でふるいにかけて、打ち粉と切り屑を別々にビニール袋に収納して、

     それぞれを生ふねの上部辺に置く。(審査委員に見えやすい場所)

*まな板を置いていた部分の打ち台の清掃を確認して、こね鉢を置き、

 ふるいを綺麗に清掃して、こね鉢の右横に置く。

     この時、こね鉢を下から持ち上げる時もタオルをこね鉢の縁に巻いて持

ち上げる。

    *最後に、麺棒を綺麗に拭き、また、ワゴンの上部分が汚れていれば

     自分で用意したタオルとか水置きケースなどは、全て、打ち台の下に

     収納する。

    *最後に、手を水洗いし、余裕があれば、モレがないか再確認をして自

分のゼッケン番号をコールして「何番、終わりました!」と終了宣言

する。

    *万一、時間内に清掃が終わっていなくても、40分のコールの前に終了

     宣言をすること。終了宣言をしないと失格となる!(終了していない

     部分のみ減点対象となり、それまでの行程は評価の対象となる。)

    

  6.やってはいけないこと&した方がいいこと

   *打ち台の上に水差しを直接置かないこと。タオルの上やプラスチック

ケースに入れて置くことはよい。しかし、「始め!」の合図がある前には

置かないこと。

   *水量が多くて麺体が軟らかくなった場合、こね鉢の中にある麺体に打ち粉

をかけた場合、失格になる可能性がある。少なくとも、以後の行程の採点

はされない可能性が強い。

   *汗を麺体、打ち台に落としてはならない。(衛生上、減点は大きい!)

   *もし、麺棒を床に落とした場合、必ず、再使用前に綺麗なタオルでふき取

    ること。(但し、麺棒を落とした行為は減点対象となる。)

   *踏み台を用い、常に体重を掛けて作業ができるようにすること。(理想は、

    踏み台に乗り、両手の指先が打ち台に接する高さが望ましい。)

   *服装は、キャップ、作務衣、エプロン、靴も白で統一するのが望ましい。

キャップは帽子形式、つばのあるものはダメ。髪がすっぽり隠れるものが

いい。上着は襟付きのものとし、丸首シャツ、Tシャツのままはダメ!(

合によっては、受験させてもらえない場合がある。)

   *キャップ、作務衣、エプロンはアイロン掛けをした方が好印象を与える。

   *タオルをエプロンの紐に引っ掛けてぶら下げてはならない。

*最終掃除の時、「ふるい」や主催者が用意した「打ち粉ケース」の縁も

 掃除すること。「ふるい」は最初、そば粉をふるいにかけた時にある程度、

 内側と外側を綺麗にしておくこと。特に、「ふるい」を打ち台の上で音を

立てて打ち粉の清掃をしてはならない。(打ち台を傷つける行為とみなさ

れて減点の対象となる。)

   *そば粉等をふるいにかける時、ふるいを手でたたく行為は許されているが、

    「心地よい音」とすること。耳障りな音は敬遠される。

*切りの時、麺体を包丁ですくって手に乗せる行為は、「危険」との観点

 から避けた法がいい。永澤寺蕎麦打ち道場主の和田先生は、全麺協の規程

 に何も記述がないとの立場ながら、平成22年度蕎麦大学校(神戸市で開催)

では、禁止するように指導された。(45段の世界かも!)

*地伸しする場合、右手だけで作業をして、左手を打ち台の上に置いたまま

 作業してはならない。蕎麦打ちの態度が横着に写り、減点対象。

*時計は、打ち台の上においてはならない。ワゴンの上に置くのが望ましい。

*万一、競技中に指等を切って出血した場合、すぐにテーピング等で応急手

当をすること。そのまま放置して、競技を諦めた場合、失格の対象となる。

    特に、何かの事情で競技を諦める態度を見せたり、明らかに競技を諦めて

    しまうと、その態度は今後の受験に際して大きなマイナスイメージダウン

    となる。

 

 

7.教 訓

    *日々の練習と努力は、己を裏切らない!

    *仲間との切磋琢磨は、お互いを向上させる!

    *仲間の応援が伝統の力を生む!

                         (岡  田  安 功)