秋に青紫色の小さな花をつける多年草です。全国の山地や田畑の脇などで普通にみられます。

草丈は大きいものでは９０ｃｍになり、葉は卵形で葉柄の両側に翼があります。
花は長い花穂に数個ずつ数段につき、唇弁（下に伸びる花弁）がすぼまって中におしべを抱きこむのが特徴です。この唇弁に昆虫が乗るとおしべが飛び出し、花粉がつくようになっているそうです。