やぶれがさ Syneilesis palmata
キク科
奈良県御所市葛城山 2003.5/2003.7
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夏から秋にかけて白い花をまとめてつける多年草で、本州以南の山地の少し湿った林床の斜面でよくみられます。
草丈は花茎を含めると人の背丈ほどになることもある大きな草です。 葉は掌状に数裂し、裂片の先がしばしば更に2裂します。 芽生えの頃の葉が白い絹毛に覆われて、破れた傘をすぼめたような形をしているのでこの名があります。 花茎は葉より高く伸び、先のほうに少しまばらな円錐花序をつけます。
花(まだ蕾)
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