ツユクサ

つゆくさ
Commelina communis

ツユクサ科

奈良県御所市
2001.10
(撮影 y.y.)

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初夏から秋にかけて鮮やかな青紫色の花を咲かせる1年草です。あまり乾燥しない場所ならどこにでも見られる1年性の雑草です。

名前の由来が2説あります。
花は1日花で、すぐにしぼんでしまいます。それで、花が朝露の内にしぼんでしまうから「露草」、という説があります。
この花からとれる汁で着色すると退色しやすいことを利用して、昔から仮染めに利用されたことから「着草(つきくさ)」、それがなまってツユクサになったという説もあります。
どちらにしろ昔から人々の生活のすぐ側にいた植物なんだなぁ、と実感できる名前ですね。

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