つりがねにんじん Adenophora triphylla var. japonica
キキョウ科
奈良県御所市 2002.10.2
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夏の終わりから秋にかけて青紫色の花をつける多年草で、全国の山野で普通にみられます。
草丈は1mほどにまでなり、全体に毛があります。 葉は多くが輪生し、縁に鋸歯があります。
若芽はトトキと呼ばれ、山菜として食されます。また、根茎は漢方で沙参(しゃじん)と呼ばれ、健胃・去痰薬になるそうです。 名前は釣鐘のような花をつけ、朝鮮人参のような根茎をつけることによるそうです。
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