タカノツメ葉 花序

たかのつめ
Evodiopanax innovans

ウコギ科

奈良県天理市竜王山
2003.5.24

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北海道南部から九州の山地に生える落葉高木です。晩春に黄緑色の花をまとめてつけます。

樹高は5〜15m程度になり、葉はほとんどが3出複葉になります。
花は散形花序を総状につけ、花弁は5枚、おしべも5個つきます。

材はやわらかく、経木などに用いられます。新芽はてんぷらにして食用にもされます。
和名は冬芽の形を鷹の爪に見立てたものです。別名をイモノキといいます。

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