ねこやなぎ
Salix gracilistyla

ヤナギ科

奈良県御所市葛城山
2003.4.17

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春によく目立つ黄色や白の花序をつける落葉小低木で、日本各地の山野で普通にみられます。

幹は下部からよく分枝し、高さ0.5〜3mになります。
葉は互生し、長さ7〜13cm、長楕円形で縁に細かい鋸歯があり、表面は深緑色、裏面は灰白色の絹毛が密生します。
花は葉に先立って咲き、雄花序は花粉のため黄色く見えますが、花粉を出した後は黒っぽくなるそうです。
花の前の花芽が銀白色の長毛を密生してよく目立ちます。

雄花序 雌花序

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