クサヨシ小穂

くさよし
Phalaris arundinacea

イネ科

奈良県御所市
2003.5

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晩春から初夏にかけて穂をつける多年草で、全国の水辺でごく普通にみられます。

草丈は1m前後、大きいものでは2m近くにまでなります。
穂は直立し、枝分かれして円錐形になります。
小穂は1小花からなりますが、もともと3小花あったもののうち下の2個が退化して鱗片になって残っています。
花が終わると下の写真のように開いていた穂がすぼまってしまい、別の植物のようになってしまいます。

名前はヨシに似て軟らかいことから来ているそうです。

花後の穂
花が終わると穂はすぼまる

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