くまわらび Driopteris lacera
オシダ科
奈良県御所市葛城山 2003.6.1
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本州以南の山野などでごく普通にみられるシダです。乾燥した場所や石灰岩地帯でも普通に見かけます。
春に葉の先の少し小さくなった羽片に胞子嚢群をつけ、この部分は夏までに枯れ落ちてしまいます。 小羽片の形が特徴的で、小羽片の表の葉脈が強くくぼむことも大きな特徴です。 葉柄の下のほうについている鱗片は褐色から赤褐色です。
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