きよたきしだ Diplazium squamigerum
メシダ科
奈良県御所市葛城山 2003.6
*
山地の林床の、暗くて湿った場所で普通にみられるシダです。 食用にされ、結構おいしいとのことです。
三角形の葉と丸っこい小羽片の形が妙に印象的な輩です。 裏面の胞子嚢群は細長くて、小羽片の中肋に対して斜めにつきます。 葉柄の鱗片は黒いです。
見分け方
中部地方以北には、根茎が長くて葉が3回羽状に裂けるミヤマシダという種もあるそうです。 ヌリワラビもよく似ていますが、 胞子嚢群が小羽片の中肋に接してつきます。
home