コツクバネウツギ

きばなつくばねうつぎ
Abelia serrata var. buchwaldii

スイカズラ科

奈良県御所市葛城山
2003.5.9

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春の中頃から晩春にかけて黄色い花をつけるアベリアの仲間の落葉低木です。西日本の山地に生えます。

樹高は1〜2m、葉は3〜6.5cm程度で先が細く伸び、対生します。
花は長さ2cm程度で、2〜5個が集まってつきます。
花の色の濃さに変異があるのか、葛城山のものはそんなに黄色くない印象を受けました。

同じ種の仲間に、別変種で葉が小さく(2〜3cm)花が黄白色のコツクバネウツギ、その品種で花が紅色を帯びるベニバナコツクバネウツギがあります。

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