カズノコグサ

かずのこぐさ
Beckmannia syzigachne

イネ科

奈良県御所市
2002.4.29

*

水田の水路などの湿った場所で普通にみられる越年生の雑草です。春の5〜6月頃、数の子によく似た緑色の穂をつけます。

夏の初めに種子をばらまき、秋にそれらが発芽し、葉を広げてから越冬して翌春に花をつけます。
水田の害草として扱われることも多いのですが、それほど重大な害を及ぼすわけでもないようで、そこいらの田の脇で大きな群集がたくさんみられます。

別名をミノゴメといいます。

*

home