カヤツリグサ

かやつりぐさ
Cyperus microiria

カヤツリグサ科

奈良県御所市
2001.10.7

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夏から秋にかけて小穂をつける1年草です。畑や道端などで普通に見られます。

高さは40cmほどになり、茎の先から長い苞葉を3枚ほどつけます。 茎は3角で、この茎を両端から二つに裂いて、蚊帳を吊ったような四角をつくって遊んだことから「蚊帳吊り草」なのだそうです。

別名をマスクサといいます。

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見分け方

カヤツリグサは小穂の鱗片がきれいに並び、鱗片の先がくぼまず、小穂の長さが1cm程度になります。
一方、同じような場所に生えるよく似たコゴメガヤツリは、鱗片が不規則に並び、鱗片の先がくぼみ、小穂の長さは5mm程度です。

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