かたくり
Erithronium japonicum
ユリ科
大阪府交野市大阪市大植物園
2000.4.2
*
まだ、木々の葉が開ききらない早春にうつむいた大きな花を咲かせる多年草です。全国の山野でまれに群生しています。 花は紫色がとても鮮やかで、花被片(花びら)の基部近くの内面に独特の模様があります。この模様は蜜を求める昆虫たちの目印(蜜標)だといわれていますが、生育地によってその大きさは違うそうです。 その名の通り、以前は地下茎が片栗粉の原料とされていたそうですが、数が少なくなってしまったため、今はジャガイモから作られています。 |
*