カモジグサ穂

かもじぐさ
Agropyron tsukushiense var. transiens

イネ科

奈良県御所市
2003.5.25

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道端や畑地に生える雑草で,晩春から初夏にかけて少し紫色を帯びた白緑色の穂をつけます。

草丈は大きいもので1m程度で、穂は枝分かれせずかなり垂れ下がり、小穂は穂の中軸に左右交互につき、長い芒があります。
小穂をばらしてみないと分からないですが、小花の護穎と内穎の長さが同じです。

よく似たものにアオカモジグサがあり、小穂が緑色で穂があまり垂れ下がらないことや、内穎が護穎より短いことで区別できます。

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