ヒカゲスゲ小穂

ひかげすげ
Carex lanceolata

カヤツリグサ科

奈良県香芝市屯鶴峯
2003.5.18

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北海道から九州の日当たりの良い斜面などに普通に生えるスゲの仲間です。春に長い穂をつけます。

株をつくり、茎は高さ40cm程度、葉は幅2mm程度で、成長すると斜面に垂れ下がるようになります。
苞は淡褐色の膜質の鞘になり、葉になりません。
小穂は数個で、一番上のものが雄で、横は雌です。雌鱗片は赤さび色に色づきます。

ヒカゲスゲという名前の由来はよく分かりませんが、ひなたに生えるので少しややこしいです。

ヒカゲスゲ全体
ヒカゲスゲ全体

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