梅雨入り時に淡紅紫色の綺麗な花をつけるヨーロッパ原産の帰化植物です。グラウンドや河川敷などで見かけることがありましたが名前が分からずにいたのですが、低山徘徊派のたずね花の掲示板で上田泰二郎さんに教えていただきました。

草丈は３０ｃｍ程度、ロゼット（地際に広がる葉）は不明瞭で花の頃にはなくなっていることが多く、茎は４稜形、葉は対生して柄がなく長楕円形をしています。
花は花冠が５裂して昼間は平開し、先が２つに分かれて丸まっためしべが突き出しています。

よく似たものにベニバナセンブリという帰化植物があり、こちらはロゼットが花の頃にもちゃんと残っているそうです。