ガマ(果穂)  花穂(終わりかけ) 古い果実

がま
Typha latifolia

ガマ科

奈良県御所市
2001.7

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初夏に黄色い花穂をつける多年草で、全国の浅い湿地などでみられます。

葉は幅が1−2cm程度で人の背丈ほどの高さになり、冬には枯れてしまいます。
花序(真ん中の写真:終わりかけ)は上の部分が雄花の集まりで、下が雌花の集まりです。花が終わると、左のようにチョコレートのアイススティックさながらの姿になり、これが熟すと今度は右の写真のように綿菓子っぽくなります。

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見分け方

コガマは葉が1cm以下で細く全体に小型です。ヒメガマは雄花穂と雌花穂の間に裸の軸があります。

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