ふき Petasites japonicum
キク科
奈良県御所市 2003.3.23
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春先に黄色や白の頭花をまとめてつけた花茎を伸ばす多年草です。全国の山地の道端などでよく群生しています。
雌雄異株(オスとメスの株がいること)で、雄花は黄色味が強く、雌花は白いです。雌株の花茎は花が終わっても伸びつづけ40cm以上にもなるそうです。 花茎についている葉のようなものは鱗片葉と呼ばれ、普通葉は花の後に地下茎の先から伸びてきます。かなり大きな葉で、葉柄は60cm、葉身は30cmほどになります。
まだ伸びきらない花茎が「ふきのとう」で、苦くててんぷらにするとおいしいそうです。また、葉柄も食用にされます。
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