あけび Akebia quinata
アケビ科
奈良県御所市葛城山 2003.4.17
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春に淡紫色の花をつけるつる性の木本です。本州以南の山野で普通にみられます。
葉は掌状複葉で、小葉は5枚あり狭長楕円形です。 花序は総状で、基部に1〜3個の雌花をつけ、先に雄花を数個つけます。 雌花は雄花より大きく、花柄も長く伸びます。 果実は楕円形で黄褐色、熟すと縦に裂け、食用になります。
見分け方
よく似たミツバアケビは3出複葉で縁が波打ち、花の色は黒紫色、果実は紫色を帯びるので区別できます。 ゴヨウアケビは、ミツバアケビとアケビの雑種と考えられているもので、小葉は5枚ですが縁が波状になり、花の色が暗紫色なので区別できます。
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