サトキマダラヒカゲ

さときまだらひかげ
Neope goschkevitschii

タテハチョウ科

奈良県御所市
2001.8

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晩春と夏の年2回みられる大きなジャノメチョウの仲間です。低地の雑木林周辺などで普通にみられます。
上の写真は夏型のメスです。

このチョウは日本列島にのみ分布する日本固有種です。

幼虫はタケの仲間を食べます。

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見分け方

よく似たヤマキマダラヒカゲ(下の写真)は、後ばね裏面の付け根近くにある3つ並んだ斑点のうち、一番下のもの(矢印)が他の2つと大きくずれていることなどで見分けられますが、野外で実際に区別するのは難しいです。

ヤマキマダラヒカゲ
ヤマキマダラヒカゲ(夏型)
Neope niphonica niphonica

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