ナガサキアゲハ

ながさきあげは
Papilio memnon thunbergii

アゲハチョウ科

奈良県御所市
2001.9.23

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近畿地方以西の低地で春から秋にかけてみられるアゲハの仲間です。
写真はオスですが、メスは特に後ばねが白っぽくなります。
後ばねの尾状突起がないのが大きな特徴です。
幼虫はミカン科の栽培種を食べるそうです。

ナガサキアゲハの分布域は年々北上を続けていて、この種が東南アジアを中心とした暖かい地域に住むことから、地球温暖化の証拠といわれることもあります。
実際、20年くらい前には大阪にいないチョウだった記憶があります。
今では奈良県でも普通にみられるようになっています。

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