ヒロオビトンボエダシャク

ひろおびとんぼえだしゃく
Cystidia truncangulata

シャクガ科

奈良県御所市
2002.6.9

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昼間飛び回り、クリの花でよく吸蜜するという変わった蛾です。晩春から初夏にかけて全国でみられます。

黒地に白斑をもつはねと、黄地に黒斑をもつ腹の取り合わせがユニークです。
幼虫はツルウメモドキを食すそうです。

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見分け方

よく似たトンボエダシャクは、オスでは腹が長く、腹部背面の黒斑がより四角く、前ばねの先の方の白斑の大きさが小さいことで見分けられます。
メスでは前ばねの白斑がより短いのですが、野外で見分けるのは難しいです。

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