囲いは駒の集まり
さて、今度は視点を変えて
囲いを作っている駒の方を中心に見てみる事にしましょう
当然ですが、囲いを作っているのは「たくさんの駒」です。
しかし、駒にはそれぞれ動ける場所(利き)があるので、
守りの固い場所、薄い場所、というのが出てきます。
下は囲いの駒の利きを色で表示したものです
ちょっと見にくいのはご勘弁を……(汗
なお、「広さ」を示す為に、マス目は5*6で統一しています
利き一つ=■
利き二つ=■
利き三つ=■
利き四つ=■
金矢倉 |
美濃囲い |
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穴熊 |
銀冠 |
……さて、どうでしょう
囲いの長所や短所、弱点が見えてきたでしょうか
広さを取るか、狭くても固さを取るか
固さも、上、斜め、横のどれを重視するか
作戦や棋風にも大きな影響を与えます
盤面全てにも言える事ですが、
囲いを始め、盤上ある駒が、それぞれどこに利いているか
また、逆に、どのマスにいくつの駒が利いているかを知ることは
攻めにも守りにも非常に重要です
ちなみに、上の色分けを見て、それぞれの囲いの弱点がわかった方は
もう十分、中級者以上の棋力をお持ちでしょう(^▽^*)