良い囲いとは?
さて、では実際に囲いを組んでみようと思っても
これだけ数が多いと、一体、何が良い囲いなのか
わからなくなってしまいます
また、囲いの途中で攻められそうになってしまった時に
どのような駒組みで迎え撃てばいいのでしょう
良い囲いとは、一体どの様な囲いなのでしょうか?
良い囲いの条件の一つに
「金銀の連結が良い物」
というのが挙げられます
まずは、下の図を見てください
どうでしょうか?
1〜5図は金銀が近くにいるものの
赤い文字になっている金銀は
それぞれ浮き駒になってしまっている為
金銀の連結が強いとは言えません
これでは、飛車や角に遠くから狙われてしまいます
では、次の図はどうでしょう
どうでしょう、今度は、金銀どちらも浮き駒になっていないため
連結が良い状態になっています
これならば、飛車等に遠くから睨まれても、とりあえずは安心です
つまり、良い囲いとは、6図〜10図の様に
金銀の連結が良い状態が囲いに含まれるものと言えるでしょう
(特に6図は好形です)
以下は、比較的実用度が高いとされる囲いに含まれている部分の一例です
青文字の部分が、良い連結となっています
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美濃囲い
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穴熊
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「中飛車戦法」の実戦より
歩 | | 歩 | 歩 | 歩 | | | | 歩 |
| 歩 | 桂 | 銀 | | 歩 | 歩 | 歩 | |
香 | | 金 | 角 | | | 銀 | 玉 | |
| | | | 飛 | 金 | | 桂 | 香 |
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相手の攻めから自玉を守る為には、駒の連結が必要不可欠ですし
逆に言えば、相手の囲いの連結の欠点を見つけられる事は攻めに繋がります
自陣、相手陣共に、金銀の連結に気をつける事が
棋力、そして勝率UPに繋がっていく事でしょう
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