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位取りという名称の示す通り
上部に囲いが伸びている点が大きな特徴です
「穴熊」の弱点である上部を伸ばし
攻められる前に攻めるという、
ある意味で先手必勝の意味合いがあると考えられます
ですが、上部に伸びている分
穴熊の専売特許とも言うべき固さを犠牲にしているため
攻め合いになった際にはかなりの苦戦を強いられる事も多いでしょう
１図では、7六の銀が
２図では、7八の金が
それぞれ離れ駒になっている点も注意しなければなりません
右辺の飛車はあくまで守りに徹底し
いかに玉頭戦で有利に持ちこむかが争点になるのではないでしょうか
いずれにしても、使い所の非常に難しい囲いといえるでしょう
＜引用サイト・将棋三昧.com様＞