雁木(居飛車)

 
     
     
     

相居飛車戦で用いられる囲いのひとつだが、
これ自体が戦法名として使われる事も。
右四間飛車と組み合わされる事が多い。
江戸時代の素人棋客、檜垣是安(ひがきぜあん)創案と伝えられる。
(情報提供・塩尻哲生さん)

振り飛車にも同名の囲いがあるそうで
こちらは居飛車バージョンです
ちなみに読み方は「がんぎ」です

右四間飛車と組み合わせた
同名の「雁木戦法」というものも存在します

角の遠距離射撃を狙った対居飛車用の戦法ですので
この構えもどちらかと言えば
守りよりも、攻めを重視した囲いと見て良いでしょう
角の捌き方が命とも言えますね

玉が飛車から遠い事を活かして手厚く指すと
大きな効果を得られそうです

また、逆に相手が右四間飛車を使ってきた時にも
かなりの固さを得ることが出来るでしょう

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