富士見矢倉

       
 
   
   
     

矢倉の基本である「金矢倉」に
5五歩、5六銀がついた形を「富士見矢倉」と呼ぶそうです
おそらく、角が飛車と共に2四の地点を
見上げるように睨む(?)ところから
その名がついたのでしょう

5筋の位を取っているのが非常に大きく
相手に右4間を指しにくくさせると同時に
逆にこちらが、右4間、または中飛車を狙うといった
作戦もできるでしょう

ですが、5筋の位を取る事自体が容易ではないので
最初からの作戦として考えるには向かない囲いであるという
欠点もあります

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